「 エコキッズ 」フライブルク市の子どもたちと

昨年度・今年度のキッズがフライブルク市の子どもたちとオンラインでつながりました。今回は相手方フライブルク市の子どもたちの発表を聞きました。 私たちはいろいろなものを消費しています。それを手にするのに多くの人が関わっています。開発途上国と先進国の間の貿易では先進国に有利になっています。安価で便利な製品を手にできるのは、開発途上国の人たちの不安定で低い賃金と劣悪な環境に支えられている事が多く、その労働力には児童が多く含まれます。
フェアトレードはこの不公平をなくし労働に見合った正当な価格で、取引をする仕組みのことだそうです。
フェアトレードのラベルです。買い物をするときには、これを参考にしてください。

通訳の方です。
この方を通して、フライブルクの子どもたちの発表を聞きました。

彼らが、チョコレート作りを通して、原料のカカオ豆の生産現場のことを調べ、発表をしてくれました。
・アフリカのカカオ豆の畑では子どもも働いている。学校にも通えていない。
・その子どもたちは働いても、十分な賃金はもらえず、貧困な生活である。
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この貧困の連鎖を断ち切るには
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・生産者が適正で安定した収入をえること
この発表を聞いて、
私たちの今の生活では考えられない現状を知り、りっくるエコキッズの子どもたちも、どうすればいいのか考えました。
企業による適正な取引が必要なこと、チョコレート工場も生産地で作ることにより、現地の人たちに雇用の場を作れ、安定した収入につながるのではないかの意見に賛同し、もしフェアトレードのチョコレートを見かけたら、ぜひ購入したいとの意見も聞かれました。
今回のフライブルク市の子どもたちの発表は、りっくるのエコキッズにも世界に目を向けるきっかけになったようです。
先進国のみが豊かになる世界ではいけない、全ての国の人々が豊かになる社会を目指さなければならい。
そうなってこそ、世界の農業は守まれ、自然環境保護につながります。