第4回目のりっくるエコキッズです。
生ごみを追っての探険ツアーです。
大型バスでレッツゴー!
まずはエミフルのごみ分別を見学に行きました。
ショップのごみが集まるリサイクル庫はに入らせていただきました。ごみは34分別だそうです。とっても多いのにはびっくりしました。各ショップから分別されたごみは、計量して、統計されます。実際にキッズが計量の体験をしました。見学は午後でしたので、ほとんどのごみは排出された後でした。生ごみも排出済でしたが、生ごみの貯蔵庫を見せてもらいました。腐らないように冷蔵タイプになっています。
食品ロスを学習した私たちが興味いっぱいのフードドライブ活動拠点も見せていただきました。フードドライブとは、家庭で余っている食品を持ち寄り、食支援を必要とされている方に寄付する活動です。集まった食品は、子ども食堂に提供されたり、フードパントリーと言って食品を必要とされる方に無料でお渡ししているそうです。
さて、エミフルで排出された生ごみはどこに行くのでしょうか。
北条のロイヤルアイゼンという食品リサイクル堆肥工場に運ばれて肥料に生まれ変わります。スーパーフジだけでなく、松山市の学校給食の残渣、松山市中央市場の生ごみが集まります。年間30tにもなるそうです。生ごみはミンチ状にされ、木材チップと混ぜ、攪拌しながら発酵をさせ、完全堆肥にするそうです。
できた完熟たい肥は1袋(15kg)100円で販売されています。
実際にロイヤルアイゼンの畑でも、堆肥を使って野菜作りをしているそうです。
フジの店舗から出た生ごみがロイヤルアイゼンに提供され、熟成された堆肥は近隣の農家に提供され、ここで生産された安心・安全な野菜は、またフジのお店に並ぶとういう食品循環システムができあがっています。
コロナ禍で、ぎりぎりまでツアーを遂行できるか不安でしたが、エミフルさん、ロイヤルアイゼンさんにお世話になりながら、見学することができましたこと、うれしい限りです。これからのりっくるエコキッズの「食品ロス」を考える活動に生かしていきたいと思います。
バスの十季観光さんにも、消毒など配慮していただきありがとうございました。
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